戦国大名・北条家に纏わる逸話「二度汁」。
北条家4代目当主・北条氏政が、食事の際に汁を一度、飯にかけたが、汁が少なかったのでもう一度汁をかけ足した。これを見た氏政の父であり先代・北条氏康は「毎日食事をしておきながら、飯にかける汁の量も量れないとは。北条家も俺の代で終わりか」と嘆息したという。実際、北条家は氏政の代に、羽柴秀吉に攻められて滅んだ。
さて、それがしですが、これまで人生で何千回とネクタイ締めながら、いまだ一発で長さがキマりません。長すぎてもう一度締め直してみたら、今度は短すぎたり…。
そのたびに、二度汁の逸話を思い出します。
今日も二度汁ならぬ、二度ネクタイでした。