ANA全日空という名称

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アルファベット2文字の航空会社コード、JALが「JL」に対してANAが「NH」なのは、全日本空輸の前身が「日本ヘリコプター(Nihon Helicopter)」だから、というのは意外と知られていない有名な話(?)ですが、全日空は、その名前を巡って色々と悩ましい事があるようです。

 

 

たとえば英語表記では、JALがJapan AirLineと一発で日本の航空会社だと判るのに対し、All Nippon Airwaysの「Nippon」が外国人にわからないので、どこの国の航空会社かわからない、なんて言う話はよく聞きます。

 

或いは中国語では”全日”は一日じゅう、”空”はガラガラなので、「全日空」はチャイ語では「1日じゅうガラガラ」という意味になる、これまた有名な話です。

 

また、JALは自らを「ジャル」と呼称しますが、ANAは「アナ」ではなく「エー・エヌー・エー」と自称している、その割にあんまり浸透していない(みんなアナって言う)、とか。

 

そして近年では何と言っても悩ましいのが、インスタのハッシュタグ#anaが不適切判断されてしまう事です。わたくし年間100回近くANAに乗る青組ガチ勢ですので、たまにインスタグラムに#anaのハッシュタグを付けて投稿するのですが、いまだにそれがインスタのガイドラインに違反していると不適切判定されます。調べると、anaは英語anorexia(摂食障害)を想起させ、身体的特徴を強調したり、あるいは太っている人に皮肉っぽく「痩せろよ」といった揶揄になるという事だそうです。実際、#jalと#anaでは、検出される画像が全然違います。

 

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とりとめもオチもない話でした。そしてまた今日もANAに乗ります。

 

 

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いつも心温まるサービスに感謝しております(当然ながら連絡先等は書いてございませんw)

 

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この記事を書いた人

吉田 皓一のアバター 吉田 皓一 ジーリーメディアグループ代表取締役

奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。総合ビジネス局にて3年勤務ののち、ジーリーメディアグループ創業。台湾香港に特化した日本観光情報メディア「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する。台湾での著書に「吉田社長的台日經濟學」など。台湾でチャンネル登録35万人のYouTube「吉田社長JapanTV」運営。歌手として、47都道府県を47曲歌う「音(on)Bouund Project」推進中。HSK漢語水平考試6級(最高級)及び中国語検定準1級、国際唎酒師(中国語)所持。

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