それがし、防大同期と再会

先週、防衛大学校時代の同期と、だり半でサシ飲みして来ました。私が2001年の晩秋に横須賀の防大を去って以来、会うのはゆうに16年ぶり。正直、どんなクライアントとの会食よりドキドキしたし、どんなピンアポ(失敬)よりウキウキしました。

 

16年ぶりに会った同期は昔とまったく変わっておらず、気さくなナイスガイでした。「お互いあんまり変わってないな」と笑いましたが、彼の職掌や、その肩にかかる責任は、16年前とは大きく変わっていました。彼のいまの階級は「三等陸佐」、幹部自衛官の中でも中堅、部隊であれば100人以上の隊員の命を預かり。指揮統率する立場です。

 

↓押しも押されぬ中堅幹部

 

kaikyu

 

↓帽子のつばもどんどんゴージャスに。

 

スクリーンショット 2017-07-22 13.34.45

 

偉くなるたび、責任も大きくなります。下は高校出たてから上は自分より一回り以上も歳上まで、年齢も考えもバラバラな隊員をひとつにまとめ、感化し、指揮することは、想像を絶する苦労だと思います。

 

彼はまもなく、目黒にある幹部学校を卒業します。幹部学校とは、陸上自衛隊の最高教育機関、昔でいう陸軍大学校です。防衛大出身者でも入校は難しく、試験へのチャレンジは人生において4回までと定められています。ここの指揮幕僚課程(CGS)を卒業する事で、高級幹部への道が開かれるのです。気さくに笑う同期ですが、彼は一番きつい普通科(歩兵科)に所属し、幹部レンジャー、そしてCGS。たぶんすごい努力をしたんだなと内心感激するとともに、自分には絶対無理だと思いました。(私が防大を去った経緯はこちらを参照)

 

しかしながら、道は違えど、私も商売を通じで日本のために尽くしたいと、思いを新たにいたしました。

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この記事を書いた人

吉田 皓一のアバター 吉田 皓一 ジーリーメディアグループ代表取締役

奈良県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。総合ビジネス局にて3年勤務ののち、ジーリーメディアグループ創業。台湾香港に特化した日本観光情報メディア「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する。台湾での著書に「吉田社長的台日經濟學」など。台湾でチャンネル登録35万人のYouTube「吉田社長JapanTV」運営。歌手として、47都道府県を47歌う「音(on)Bouund Project」推進中。HSK漢語水平考試6級(最高級)及び中国語検定準1級、国際唎酒師(中国語)所持。

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