日本人3人が飛行機の中で酔って騒ぎタバコを吸ったため、飛行機が途中で引き返すという事案が発生しました。
全くもってお恥ずかしい限りです(何わろとんねん…..)
最近、台湾における日本人の迷惑行為や犯罪に関する報道が増えています。
今年10月には、42歳の日本人男性が台北市内の駐車場で女性とわいせつ行為におよび、公然猥褻で送検されるという事案もありました。
また近年では、台南市内でバスに乗車した日本人の中年女性が、運転手を蹴る、物を投げるなどして怪我をさせるという事案もありました。
なににこんなキレてるんでしょうか….。
こちらは野球の侍ジャパン、クラブでオネーチャンとバカ騒ぎし、あげく道路にシャンパンを撒き散らす様子を、台湾メディアにバッチリ撮られました。
喝だ!!!!
並べだしたらまだまだありますが、この辺でやめときます……..
こういった行為は毎度瞬く間に、台湾地元メディアの格好のネタとなり(台湾メディアはこういうのが大好物です)、Facebookを経由してガンガン拡散されます。また台湾版2ch的な掲示板「PTT」には、日本に対する罵詈雑言が並びます。結果として、著しく日本のイメージを貶めています。
また、犯罪には至っていませんが、日本人のひとりよがりな行為が、台湾の方々に迷惑をかけているケースも少なくありません。
以前、台北の旅行博に出展された或る日本の団体の「旅行博打ち上げ宴会」に出席したことがあります。その宴会は30名以上が集う大規模な宴会で、台北市内の居酒屋で行われたのですが、あまりにバカ騒ぎがすぎ、周囲にいた一般のお客さんに迷惑が及び、お客さんが次々と、嫌な顔をしつつ店を出て行ってしまいました。挙げ句の果てにビール瓶やグラスが割れ、トイレには吐瀉物、お店の店主も奥さんも怒気を帯びた目で我々を見ていました。私は店主と奥さんに言い尽くせる限りの謝罪を述べましたが、本当に後味が悪かったです。日本のPRのために旅行博に来ているのに(しかも日本の税金で)、実際やっていることは日本の印象を毀損するものでしかありませんでした。
犯罪や迷惑行為でなくとも、台湾人に非常に横柄な態度を取る人もたくさんいます。レストランやホテルで、スタッフの人が一生懸命日本語で説明しているのに、それを大声でさえぎって日本語でまくしたてているオッサンオバハンを見ると、同じ日本人として恥ずかしくなります(若い人は見たことがありません、すべて中年以上です)
こういう傍若無人な人は、欧米観光ではネコのようにちんと大人しくしているのに、台湾に来るとトラへと豹変し、急に凶暴化します。台湾の人が皆やさしく気さくで、なおかつ至る所で日本語が通じてしまう事が、彼らの傍若無人ぶりを助長させているようです。
昨今、日本では訪日外国人増加に伴い、外国人の迷惑行為や犯罪が増えたため「観光公害」などと言われています。「外国人はマナーが悪い」などと眉をひそめている方々、「お前が言うな」です。日本人も外国でバンバン公害を撒き散らしています。
わたくしも台湾で働く身として改めて我が身を振り返ります。台湾の社員や取引先だけでなく、日々接するコンビニの店員やタクシーの運転手にも礼儀礼節をもって接し、全ての人に感謝をし、自らを律して行こうと思います。