40歳を過ぎ、周りでJTC(日本の伝統的企業)で働く友人が、だんだん偉くなってきた。20〜30代は外資系の金融やコンサルがチヤホヤされがちだったが、40以降は日本の大企業が面白い。
外資の場合、パートナーだかプリンシパルだか、ヴァイスプレジデントだか知らないが、所詮は極東の子会社の役員。日本の大企業本社の役員とは、権限のデカさが違う。
俺は、大学を出て早々にその出世競走から縁がなくなってしまったが、大企業で出世していく友人を、心から応援したい。そして銀座の高級クラブでおごって欲しい。
ちなみに防衛大時代の同期もかなり偉くなって、二佐(中佐)クラスが増えてきた。二佐といえば、駐屯地にいればめちゃくちゃ偉い部類。先日三沢基地で講演させていただいた際、2等空佐の同期に「もし将来、台湾有事が発生して空自の輸送機が邦人保護のために台湾の空港へ来ることがあったら、俺を真っ先に載せてくれ」と言ったら「うん、じゃあ空港に居て」と、冷たくあしらわれた。